水の見わけ方
容器に貼られているラベルには、その水ならではの特徴が記されています。
ですから、ラベル表示の見方がわかると、自分の目的や用途にあわせて水を選べます。
水の特徴は、何といっても鉄鉱石や石灰石などのさまざまな地中の岩盤を通り抜け湧き出てくるまでに、溶かし出しているいろいろなミネラルです。
その源泉によって硬度やPHはもちろん、含まれているミネラルの種類や量、働きが異なります。
ヨーロッパのミネラルウォーターは、環境保全で水質を守られた源泉の水を一切の殺菌処理を行わず、そのままボトリングされ、理想的な非加熱、無殺菌の処理といえますが、日本の場合は、いくつかの天然水を除いては殺菌処理が行われています。
処理方法はあまり表示されていませんが、ろ過や沈殿などの処理方法ならば水の成分も変化しません。
どんなにすぼらしい成分であっても、病気の人には水分の過剰摂取が体に負担になってしまうことがあります。
また、硬度やPHによっては飲みづらい水もあります。
しかし、よい水をとることは、体の細胞の中の水を元気にすることと同じといえますから、間違いないことでしょう。